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天狗岳をバックに
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今年の初夏〜私には大きな変化が起こりました。そのことによって今まで知らなかった人間模様に触れたのです。人間とは脆いものだし、強いものだということも知りました。信じられないような不幸なことが本当に起こり得ることも知りました。一番ショックだったのは、友人のシンガーの死でした。同じ「シンガー」という道を歩み、ずっと私より前を歩いてた人だったのです。彼女は、病気が発覚して一年待たずしてこの世を去りました。 友人のシンガーはドクターも予想しない早さで転移してしまったのだと聞き、やるせない気持ちになりました。もっともっと歌って聴衆にシアワセを与えられた人なのに、何故・・?神様は残酷だと思いました。生きていくことってなんなのだろう?と考えさせられました。しかし彼女はCDを出していたので、歌声はこの世に残ったのです。私は一生懸命心の耳を開いて聞きました。彼女の軌跡を・・。涙が止まらなかったです。最後のほうはもう、彼女が自分の命の長さを知ってたのではないか?と思うくらい切なく心に沁みました。聞いた後、一心不乱に彼女への「祈り」を作曲しました。歌詞も思いの丈を綴りました。 もうすぐ発売になる、私のオリジナル・ミニアルバム。八ヶ岳の自然に触れて私の中からこみ上げてきた「メロディー」の数々です。大半は和歌山の素晴らしい詩人に美しい恋の詩を付けてもらいました。母国語・日本語で歌い、演奏した6曲です。このアルバムの最後に、彼女への「祈り」を収録しました。この曲はシンプルにピアノで弾き語りました。オリジナルを歌うときは愛称の「yakko」です。タイトルは「Feel the wind(風の行方)」。是非、ジャズを聞く時とは違う、ダイレクトに入ってくる言葉で、「現在の私」からのインスピレーションを受けとってくださいね。 というわけで他の曲もまた機会を見つけて紹介して行きますが、今回は「祈り」のポエムをお届けします。 ♪祈り 沁みるよ 心の深いとこまで 今は空の上から あの笑顔浮かべ 祈りが聞こえる? 「ありがとう」と 知っていたんだね はかない命灯(ともしび) 温かく響くきみの声 2008年秋 ミニアルバムの発売を前に
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