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第42回 ♪It could happen to you (2010年秋号)

なんとまぁ、一年ぶりのエッセイになってしまいました。 あれから一年・・思い出せない位、いろんなことがありました。 確実にこの2010年が一生のターニングポイントでしょう。 (これで半分としたら結構長生きできるな・・笑)

まずは、今も定期検診を受けていますが、初期の癌を 克服したということ。早期発見できたのは母の一声で出向いた市民検診のお陰です。二度の手術でお腹も切らずに 済んだのは幸いでした。

病気を乗り越えた翌年から、私は海外と縁が出来ました。 教えていた専門学校の休みごとにNYに飛んで、本場でレッスン受けたり、ライブを見聞したり、語学学校に通ったりしました。 向こうに住む日本人シンガーの友人も沢山出来ました。 随分、歌に対する考え方も、歌の発音も、歌い方も変化、成長したと思います。

そして、ライブ時には公表しましたが、結婚したのです。 音楽しか能の無い、こんな私ができるなんて思いも寄りませんでした。そして日本を離れ、アメリカに住むことになるなんて 誰が想像したでしょう? 生まれてこの方、実は大阪から出て暮らしたことがないのです。

9月に渡米しようと思っていた矢先に、急にレコーディングの話が出て「NYに通ってこの一年学んだ成果を出せるチャンスを 神様が下さった」と感謝しました。考えてみれば、ここ一年はジャズばかり歌っていました。NYに居るとどこのお店でも普通にジャズが流れていて、習った先生も「ジャズこそ最高の音楽」と疑う余地もないレッスンでした。 知りあったNY在住の日本人たち、がんばって生きてました。 ラッキーにもヴィレッジのイタリアンレストランでライブ出来たのですが、その時も応援に駆けつけてくれて心強かったです。 みんな本音で生きていて、友好的で温かくて ・・・日本でも外国人ってそんなイメージですよね。 自分の国を離れて外国に住む・・これからどんなことに 遭遇してどんな風に暮らしていくのか全く未知です。 歌っていけるのかどうかも定かではありません。

とりあえずはCD発売記念ライブで12月中旬に帰国し 各地で歌う予定です。是非聞きに来て下さいね。 とりあえず、CDを無事にリリースするところまで 終わったら旅立つつもりです。

今回紹介する歌は

♪It could happen to you(あなたにも起こるかも)

さぁ、心の中を隠して、夜見る夢に鍵をかけて
あなたにもやってくるわよ
星なんて数えてたら、きっと躓くわ
誰かが落とした吐息に引っかかって転ぶかもよ
私に起こった事件の全ては・・
あなたの腕の中がどんなに素敵かってこと
そんな事件がこの私に起こっちゃったの
今度はあなたの番よ!

☆ウッディアレンの映画でダイアナクラールが 「ヴィレッジヴァンガード」でこの曲を弾き語るシーンが とてもステキでした。実際お店にも行きました。 私のラッキーの次は、アナタの番ですよ!と いう気持ちを込めて録音しました。

 


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